30代以上、未婚、子ナシの「負け犬」だけど何だか負けてる気がしない…そんな私をひとは「勝ち猫」と呼ぶ。俳句座☆シーズンズで活動するtomboy catが綴る俳句とおしゃべりのブログです。



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tomboy cat

Author:tomboy cat
蟹座。B型。仕事は堅め。背は低め。
海も山も川も都会も近くて、あったかくって、食べ物がおいしくって、お城がある街に住んでいる。
俳句座☆シーズンズ所属。



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四十歳の恋
老いらくの恋って聞いたことあるでしょ?
歌人の川田順が、お弟子さんの人妻に恋をしてしまって、紆余曲折の果てにその恋は成就するんだけど、その事件の中で(相手の家庭は離婚に至り、自分は自殺を図ろうというときに!)「墓場に近き老いらくの恋は、怖るる何ものもなし」って詠まれたそうな。

と、このフレーズは聞いたことがあったのだけれど、これは長~い詩の部分だそうで、最近、その前に「四十歳の恋」があるってことを知りました。

  若き日の恋は、はにかみて
  おもて赤らめ、壮子時の
  四十歳の恋は、世の中に
  かれこれ心配れども、
  墓場に近き老いらくの
  恋は、怖るる何ものもなし。 (「恋の重荷」序)

あああ、「世の中にかれこれ心配れ…」
まさに四十歳だ~
若き日も、老いらくも、みんな好き勝手にやってるけど、四十歳って「世の中」の真っ只中なの~。恋するにも心配らないといけないの~。
なんてうまいことを言うのだ、川田順。

ここで四十というのは、相手の人妻がもうすぐ四十ってお歳だったそうで、ずっと真面目に大学教授の奥様やっていたのに、三十近くも年上の歌人の「怖るる何ものもなし」なんて情熱に巻き込まれちゃって、一生懸命心配ってたけど、もうどうしようもなくなっちゃったんだろうなぁ。
でも、でも、世の中に心配りながら、お年寄りみたいに開き直ったりしないで、それでも恋しちゃってる四十歳って、ちょっと素敵じゃない?

 今逢ひし人を忘れて髪洗ふ
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テーマ:俳句 - ジャンル:小説・文学


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